チラシの裏の電子工作

電子工作、PC関係の備忘録というか、チラシの裏

AVRライタを作ろう

基本的に秋月のFT232RL板があればライターは別段作成する必要はないのですが…
Arduinoを量産するときに、ブレッドボードに差し込んで~、ケーブル引いて~、・・・
といった作業が嫌になりそうなので、ライター基板を作ってしまおうと思い立った時のメモ。


ドライバ要らずで大人気な、HIDaspxを作ります。
ちなみに私はUSBで動くArduinoを基準に物事を進めるので、5Vで16Mhzで作ります。
12Mhzのクリスタルとかを持ってないのですよ。。。

【2011/11/01追記】
HIDaspxのハードとツール群は、Win7 x64でも問題なく使えました。
検索エンジンから飛んでこられる方のキーワードに多かったので、追記しておきます。

【2014/11/08追記】
HIDaspxのハードとツールは、WIndows10 x64プレビュー版で動作しました。
と言うわけで、安心して2号機を作成しますた。




【準備する物】
(2号機版)
  • ATtiny2313-20PU
  • 16Mhzのクリスタル
  • 22pF積層セラミックコンデンサ*2個
  • 0.1μF積層セラミックコンデンサ
  • 200μF電解コンデンサ(容量は適当でOKかと)
  • 75Ω抵抗*2個
  • 1.5k抵抗(原典は2k)
  • 3.6Vツェナーダイオード*2個
  • アクセスランプ/パワーランプ用LED(赤/緑)
  • 抵抗470Ω*2個(上記LEDの電流制限用)
  • USB-Bコネクタ
  • ATmega168あたりの適当なCPU(動作確認用)
  • AVRライター(ここではFT232RLのBitbangを使います)

ここからはお好みで。
私は書き込み対象の殆どがATmega168とATtiny2313なので、以下の物を用意しました。
また、ISPインターフェイスも欲しかったので、ピンヘッダも。
  • 28ピンZIFソケット(ATmega168/328書き込み用)
  • 20ピンZIFソケット(ATTiny2313書き込み用)
  • 16Mhzセラロック*2個(多分何でも良い)
  • 0.1μF積層セラミックコンデンサ*2個
  • ISP端子用の2*3ピンヘッダ
  • スズメッキ線の代わりに大量の抵抗の足(ぉぃ


【WinAVRの準備】

16Mhzで作るには、makefileの内容を編集してコンパイルする必要があります。
最新の物だと、コンパイル後のサイズが大きくなってしまうので、古いバージョンのWinAVRが必要です。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA000177/html/A3C4A3EFA3F7A3EEA3CCA3EFA3E1A3E4.html
WinAVR-20060421-install.exeを入手して、インストールします。





【HIDaspxの準備】

http://hp.vector.co.jp/authors/VA000177/html/A3C4A3EFA3F7A3EEA3CCA3EFA3E1A3E4.html
hidspx-2011-0720.zipを入手し、適当な所に展開します。

firmwareフォルダのmakefileをエディタで開いて、F_CPU = 16000000を有効にし、上書き保存。
rebuild.batを実行すると、コンパイルが始まります。

コンパイルが終わると、main-16.hexというファイルが出来上がります。
このファイルをFT232RLでATtiny2313に書き込みます。
ついでにヒューズも設定します。
Readme.txtに書かれている値によると、Lo:FF Hi:DB Ex:FF です。



【ハードウエアの作成】
http://hp.vector.co.jp/authors/VA000177/html/A3C8A3C9A3C4A3E1A3F3A3F0A3F8.html
ここで解説されている最小構成を作ります。
出来上がった物をPCのUSBに差し込むと、HIDデバイスとして認識されます。
HIDデバイスとして認識されない場合は、十中八九配線が間違ってます

私は最終的にこんな感じにしました。(1号機)
 HIDaspx
ZIFソケット裏にATTiny2313用の20pinソケットを用意。
あと、写真には写ってませんが、ZIFソケットの反対側に書込対象のAVR用に16Mhzのセラロックを付けてます。
これで外部発振のArduinoも作れるようになりました。
ちなみに、基板裏の配線が面倒だったので、ポリウレタン銅線を使いました。

【2014/11/08追記】
Windows10プレビュー版でも問題なく使えたので、2号機を作りました。
1号機を作った頃は腕が未熟で、弄るたびにポリウレタン銅線が接触不良を起こしてました。
ISPインターフェイスを増設したかったのですが、上記理由により作った方が早いと言うことで…
DSC_0652.jpg HIDaspx自作回路図
原典の回路図とほぼ同じですが、回路図を書きました。
抵抗値やコンデンサの容量は手持ちの物を使ったので、原典とちょっと違います。

 





【ライターソフトを試す】
ライターのATtiny2313と、動作確認用のATmega168PのSCK/MISO/MOSI/RESETを正しく結線します。
hidspx-2011-0720に含まれているbinフォルダの中の、hidspx-GUI.exeを起動します。
Readボタンを押して、ATmega168Pの情報が正しく取得できれば完成!

avrdude-guiで使いたい場合は、avrdyde-guiのフォルダにhidspx.inihidspx.exeをコピーすると良いようです。




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カテゴリ:電子工作 - テーマ:ハードウェア - ジャンル:コンピュータ

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