1個900円ほど。
中国からの輸送なので、2週間以上かかった。
変換名人なんかが売ってるのとよく似てる。
デバイス名は「SINTECHI HighSpeed SD to CF Adapter V1.0」だそうで、前世はSD-CF変換らしい(何
で、早速PC-98に接続。
diskinit、fdiskも通るし、formatもできるんだけど、一度でも電源を切ると固定ディスクメニューが出なくなる。
むなしく「システムディスクを入れてください」が表示される。
IPLが消える罠か?
恐らくIPLが「消える」のではなく、SDから読み出せてない疑い。
このSD-IDE変換、いろいろ挙動をみてたら、SDにAT互換機のHDDと同じパーティションパラメータがないとまともに仕事しない気がしてきたので、以下解決手順。
使ったPC:PC-9821Ra266@オンボードIDE。SDカードは2GBの物を使用。
使う物:みんな大好きまりもさんのConv98AT、IPL_menu。Windows98のDOS。
- まず普通にfdiskでパーティション作成。
あとからパーティション弄ると面倒なことになるので、ここで全部決めてしまう。 - fdiskでそのまま続けてBOOT可のマークを。
あとパーティション名とかも変更したければしておく。 - 電源を切らずに、CTRL+GRPH+DELなどで再起動。
- format x: /sとかで、フォーマットしてシステムを送り込む。
- conv98atを実行。
もし異常だと言われたらIPL_menuを実行してからconv98atを実行。
これでPC-98で起動できるSDカードのできあがり。
また、最近のWindowsマシンからSDカードリーダー経由で中身を読み書きできるので、メンテナンス性も抜群。
ノートPC-98なんかの筐体を加工して、いつでもSDを取り出せるようにしておけばものすごく便利かも?
FlashAirなんかと組み合わせたら面白い事できないかなー。
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以下色々やったメモ。
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PC-9821Ra266で作ったSDをPC-9821As3に持っていったらそのまま使えた。
8MBとかの古いSDカードを入れてると、20MBとして認識する。
多分、20MBより小さいHDDが存在しないからだとは思うけど。
フォーマットしたら40MBと誤認したりする。
正しい情報が保存されてないので、電源を切るとIPLが読めないので使い物にはならない。
HDD上限が540MBの機種では使えないかも。
PC-9821Asはfdisk実行後フリーズしてるようにみえて、1分ぐらい待ったら動いた。
2GBのSDを刺した状態でDOSをFD起動すると中身は読めるが、当然bootはできない。
8MBのSDを刺した状態でfdisk、formatで一応アクセスはできてるので、512MBのSDがあれば使えるのかも。
以上のことから、パーティションテーブル問題をクリアすれば、割と普通にHDDとして使えるみたい。
540MBの壁のある機種では、512MBのSDを用意するか、IDE-98あたりに頼る、という相変わらず苦しい選択になる…
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カテゴリ:PC